撮影日記 2026年7月分 バックナンバーへTopPageへ
 
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● 26/7/30 つまらない仕事?

 駆け出しの頃、高い理想を掲げる僕に対して、
「つまらない仕事でいいから、最初はとにかく仕事をした方がいい。」
 とアドバイスしてくれたのは昆虫写真家の海野さんでした。
 それから随分時間が経って、最近改めて、当時のアドバイスをなるほどなぁと思うようになりました。
 つまらない仕事とは例えば、出版社の人からは怒られるかもしれないけど、
「アジサイの上にカタツムリを乗っけて撮影してください。」
 と求められると、僕は、
「本物のカタツムリの姿を見せようよ。なんでそんなつまらないシーンを求めるんだ。」
 と内心感じます。
 でも、その込み上げてくる思いをグッと飲み込んでその通りに撮影してみると、学ぶべきことがたくさんありました。
 最初に体験したのは、求められたシーンを撮影して自分ではよく撮れたと感じても、その写真がそんなに売れるわけではなかったことでした。
 写真を使う側の人の求めに応じて撮影した写真。写っているもの自体は悪くないことが明白なので、わかったのは、僕の撮り方に問題があるということでした。
 写真の撮り方に問題があるのなら、どう撮ればいいのかを勉強することで、一歩先へと進めるはずです。
 これが、自分が撮りたいものを撮影した写真なら、話はそんなに簡単ではありません。写真が売れない時に、写っているものが悪いのか、自分の撮り方が悪いのかの判断ができないからです。
 何を勉強したらいいのか、的が絞れません。
 的が絞れないと、迷いが邪魔をするので、概して、人はあまり頑張れません。
 業界に勢いがある時には、カメラマンがそこまでちゃんとわかっていなくても、なんとなく仕事はできます。
 でも、景気が悪くなり業界が縮小してくると、甘さが命取りになりかねません。
「つまらない仕事でいいから、最初はとにかく仕事をした方がいい。」という海野さんの話は、本当でした。
 そもそも、人間には、つまらないものも含めて、いろいろなものが必要なのでしょうね。
 それらを排除してを純化し過ぎると、恐らく、業界全体が縮小してしまうことでしょう。

 テレビなどは、実際にそうなっているのではないかという気がします。
 テレビの衰退の原因としては、言うまでもなくインターネットの台頭があるけど、他に、「テレビのここが怪しからん。」との批判にこたえる形で純化し続けた結果、面白くなくなってしまい、益々人が見なくなっているような印象を受けるのです。
 ただ、純化し過ぎないようにするのは、なかなか難しいことです。
 なぜなら、人からの批判に耳を傾け、指摘された箇所を直して新しくするのも、言うまでもなくとても大切なことであり、耳を傾けることができないのは論外だからです。
 そう言えば一時期、相撲業界も「しごき」みたいな古い体質がひどく叩かれたことがありました。
 それらの指摘を受け入れ、相撲を現代風にしてしまうと魅力的が削がれてしまうかもしれないし、耳を傾けなければ叩かれ続けてしまいます。
 時代が移り変わる際の生き残りは、とてもむずかしいです。
 ただ、伝統を守ると称して、実は自分たちが楽をしてしまうと、だいたい見抜かれて悪い結果になりがちだと感じます。
  
  

● 26/7/28 外部モニター



 スタジオのカメラのライブビュー画像を外部モニターに出力すると、離れた場所にいながら被写体の様子を観察することできます。
 うちの場合は、パソコンがある部屋とスタジオが隣り合っているので、モニターをパソコンの部屋に置けば、パソコンに向かい合って何かの作業をしながら、被写体の様子を観察できます。
 さらにワイヤレスのリモコンを使えば、シャッターを押すことも可能です。

 ただOMシステムのカメラの場合、外部モニターを取り付けると、できなくなることがあります。
 例えば、ライブビューの表示の中でも、カメラに設定した露出を無視して光学ファインダー的な見え方をするS-OVFというモードは、使用できません。
 S-OVFは、スタジオでストロボを使用する場合に選択するモードなので、多くの人が困ることでしょう。
 そこでメーカーに問い合わせてみたら、代わりにナイトビューモードが使えるので試してみて欲しいと返事があり、やってみたら実用になりました。
 他には、外部モニターを接続すると、どうもフォーカスシフト撮影ができなくなり、通常の撮影に切り替わってしまうようです。
 モニターを見ながら、あっいいなと思ってリモコンでシャッターを押すと、カメラをフォーカスシフトに設定していたはずなのに、通常の撮影になってしまうのです。
 しかたがないので、自分がスタジオに行って外部モニターへの接続を切り、シャッターを押すはめになります。
 こちらは、解決方法があるのかまだ問い合わせていませんが、仮に方法があったとしても、覚えておかなければならないことが増えるので、できれば、「おや?」と感じることがないようにして欲しいものです。
 僕が考えるOM製品の一番の弱点は、覚えておかなければならないこと、慣れなければならない点が多いことです。
 逆に、その手の、「おや?」が少ないのが、ニコンの製品です。
 OM製品を使用していると、ニコンのカメラのいいところを盗んで欲しいなぁ・・・と感じることが多々あります。



● 26/7/17 シジミご飯



 宍道湖の近くにすんでおられる写真家の眼遊さんから、宍道湖産のシジミをもらいました。
 シジミと言えば定番は言うまでもなく味噌汁ですが、昔、宍道湖の周辺で食事をした時にシジミご飯を食べたことを思い出し、シジミご飯を追加しました。
 シジミご飯を食べたお店ってどこだったんだろう?とインターネット上の画像に目を通してみたけど、改装したのか、無くなったのか、同じ店構えのお店は見つかりませんでした。
 もうずいぶん前のことなので記憶は曖昧ですが、アニメ 『千と千尋の神隠し』 に出てきそうな雰囲気のお店で、入店すると、おかみさんみたいな女性が、ドンドンと太鼓を鳴らして迎えてくれました。
 当時はインターネットが未発達で今のように検索ができなかったので、取材の際の店探しは、適当に車を走らせ、店の看板に頼るのみでした。そして、看板にシジミの文字があるお店は、その一軒以外に見つけることができませんでした。
 お店で食べたシジミご飯はおいしかったけど、値段の割に少量で、なんだか満たされない思いが残りました.。
 でも今回は、シジミご飯を食べた!と実感できました。

 僕は宍道湖がある島根県が大好きで、以前は、決まった仕事がない時には、季節を問わず、たびたび島根県に行って写真を撮りました。
 実は今でも毎年予定はするものの、体力の低下と、以前よりも難しい撮影の依頼が増えたことで、仕事の写真が終わらなくなり、なかなか実現しなくなりました。
 因みに島根県の好きなところは、人が少ないところです。もしもここが首都圏の近くだったらカメラマンが大挙して押し寄せるぞ的な場所でも、誰もいないことの方が普通です。
 生き物の写真が撮れること以外に、管理社会から一旦席を外すことができるのが、僕が島根県を好きな理由です。
 人口が少ないことを日本の社会ではしばしば問題視しますが、本当にそうなのかなとよく感じます。
 人が少ないこととあと1つ、島根県が好きな理由として、子供の時に、時々渓流釣りに連れて行ってもらったことがあります。
 釣りの師匠の
「今回は島根に行くからね。」
 という言葉が、今でも、幸せなイメージとして僕の心の中に残っています。
 師匠が連れて行ってくれたのは、島根県の中でも山口県との県境に近い柿木村でした。
 道路から川を見下ろすと、大きな淵に巨大な魚影があったことを、今でも鮮明に覚えていて、あの魚は何だったのだろう?と時々思い出します。
 
 

● 26/7/15 シオカラトンボのヤゴは何を食べる?


 撮影用のメダカを育てている睡蓮鉢に餌としてミジンコを入れると、直後に、こんなにいるの!とビックリするくらいたくさんのヤゴが、潜っていた土の中から出てきます。
 わずかなミジンコの動きを、短時間でよくぞ感じ取るものだなと感心です。
 ヤゴの大多数は、シオカラトンボかオオシオカラトンボです。
 うちでは、メダカが、死体もなくある日突然減ったことは過去にほぼないので、連中は、メダカを好んで食べないのでしょう。
 シオカラトンボのヤゴが何を食べるかに関しては、過去に多少実験をしたことがあります。
 僕の実験下では、メダカやオタマジャクシを絶対に食べないわけではないけど、なかなか捕まえることができず、また稀に捕まえても逃げられることが多く、自然条件下では、おそらくほぼ食べていないという結論でした。
 他にうちの睡蓮鉢で羽化をするトンボと言えば、コシアキトンボがいます。
 でも、シオカラトンボやオオシオカラトンボと違い何匹もは出てこないので、親は一ヶ所に少量しか卵を生まないのか、共食いなどでヤゴが少量しか生き残れない生態なのか・・・

 餌として与えるミジンコは、タイリクミジンコという種類です。
 他にうちには、 『うまれたよ!ミジンコ/岩崎書店』 のモデルになったミジンコという和名の種類もいるのですが、自分が本にまとめた種類に対して特別な感情があり、餌にはしていません。
 公平性や矛盾の無さは他人に対する配慮であり、他人に配慮する必要がない場では、僕にとってどうでもいいことです。



● 26/7/8 更新のお知らせ

 今月の水辺を更新しました。



● 26/7/7 解決

 7/4に発生したBIGLOBEのメールが使えなくなるトラブルが、ようやく解決しました。
 BIGLOBEで情報の流出が起き、不正使用防止のためにメールのパスワードを強制リセットされ、新たなパスワードを設定するためには登録した電話番号が必要なのに、大昔に登録した番号が分からないので、BIGLOBEに登録電話番号の変更を申し出ていました。
 番号の変更は、電話、チャット、書類を送るの3通り。
 電話は、「ただいま大変に込み合っています。」と自動的に切られてしまい、一度もつながりませんでした。
 チャットは、一日に一度返事が来るくらい。
 しかも、必要な手続きを小出しに要求され、遅々として進みませんでした。
 最終的には、チャットで電話番号を変更するためには、BIGLOBEから過去に送られた書類に記されている番号その他が必要だと求められ、それを送ったのですが、返事がないままで終わりました。
 結局一番早かったのは書類を送る方法で、郵送とFAXがあり、僕はFAXを使いました。
 今はFAXを使う人が減っているはずなので、もしかしたら、FAXが一番込み合っていなかったのかもしれません。
 
 チャットで情報を送れば電話番号の変更ができるのなら、別にオペレーターを介さなくても、自動でできるはずなので、解せない感じがしました。
 しかも相手は、インターネット関係の会社です。
 情報流出まではしかたがないとしても、その後の準備は、なんだかお粗末だなとがっかりしました。



● 26/7/6 ヒメダカの卵


OM SYSTEM OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

 メダカやヒメダカの卵を撮影するのは、実に実に久しぶりのことです。
 撮影は、どうしようもないほど難しいわけではないけど、どんなにしっかり準備をしても、かろうじてなんとかギリギリ撮影できる難易度です。
 まず第一に、カメラの前に小さな卵をセットすることがむずかしく、半分は運任せになります。
 撮影できる状態に卵をセットできれば、それだけで万々歳であり、もっとこうなって欲しいという理想はあっても、それは言わないことにしています。
 第二は、卵のセットが、一刻を争う作業だということです。
 受精をしたメダカの卵の発生はグングン進むので、難易度が高い卵のセットの作業を短時間で終わらせる必要があります。
 因みに、今回の画像の卵は、まあまあうまくセットできたと思ったら、無精卵でした。
 無精卵は、グングン進むはずの発生がそうならないのだから、すぐにわかるのですが、おかしいな、おかしいなと思いつつ、数時間も撮影してしまいました。
 無精卵であることを認めたくなかったのかもしれません。
 僕は、目の前でメダカに卵を産ませ、その卵を撮影していますが、他に、親から手で卵や精子を絞り出し、人工授精をする方法もあります。
 人工授精をした方が、多分、撮影は簡単だと思うのですが、親魚が傷むのが嫌なので、人工授精を試みたことはありません。



● 26/7/4 業務連絡

普段仕事で使用しているメールが、送受信できなくなっています。読むことすらできません。
復旧までに数日時間がかかるかもしれません。急ぎのメールは
takeshin703@gmail.com
へ送信してください。

 ビッグローブで情報漏洩があったらしく、強制的にメールのパスワードをリセットされました。
 新たなパスワードを設定するには、登録してある電話が必要なのですが、大昔のことで、その端末が手元にありません。
 その場合、ビッグローブに電話をかけて電話番号を変更してもらうのですが、全く電話がつながりません。
 電話をかけないと次に進めないシステムは、もう国が禁止をして欲しいものです。
 電話のかわりにメッセンジャーでもやり取りができるのですが、なかなか返事がきません。



● 26/7/3 除湿器



 僕は準備が嫌いなので、普段使うカメラは防湿庫で保管するなどはせず、カメラバッグに入れっ放しです。
 その代わりに、レンズにカビが生えるのを防ぐために、小部屋を機材室にして除湿器を年中連続運転しています。
 その除湿器が昨日壊れ、新しいものを注文しました。
 最近、ものがよく壊れるので、おもしろくないです。
 壊れた製品は、2023年の3月に購入したもの。購入時の価格が12000円。
 除湿器は、年中24時間連続運転をすると、壊れなくても音や振動が大きくなったりするので定期的に買い替えた方がよく、大損した感じはありませんが、それでも、早過ぎないか!と少々腹立たしいです。
 メーカーは、「家電の品質は良くない」とよく言われているI社でした。一方で、サイズやスペックや機能に関しては大変に使いやすく、騙されたと思って、もう一度、I社の製品を購入してみました。
 今回は、購入時にアマゾンから、メーカー保証とは別に、700円弱で5年間の保証が提示されたので、アマゾンの保証もいっしょに購入しました。

 僕には、役に立たない撮影機材ほど欲しくなり、買ってしまう傾向があります。
 一方で、そんな買い物をしているゆとりは、うちにはありません。
 そこで、冷静な時に、何をどんな順番で買ったら自分の仕事が最も有利になるのかを表にまとめ、その順番に物を買うようにしています。
 ちなみに次の予定は、GODOXの新型ストロボトランスミッター・ X3pro O 。
 このトランスミッターの特徴は、バッテリーが大変に長持ちすることで、スタジオで何日間も続けて1つのシーンを撮影する時などに電池の充電の手間が省けるので、是非とも欲しいのです。
 ところがそこに壊れたものが次々と割り込んできて、なかなか買えません。
 いったいいつ X3pro O を買えるのでしょうか。
 
 
   
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