撮影日記 2023年3月分 バックナンバーへ今週のスケジュールへTopPageへ
 
 
・今現在の最新の情報は、トップページに表示されるツイッターをご覧ください。
 


● 2023.3.22 インスタグラム

 実はよく知らないのですが、ツイッターの投稿を見るためには、自分のアカウントが必要なんですよね?
 インスタグラムも多分そう。
 僕のインスタグラムのアカウントは、元々、自分が投稿するよりも人の投稿を見るために取得したものです。
 しかも誰かをフォローしてその人の投稿を定期的に見るのではなく、たまたまWEB上で紹介されている投稿に興味を感じた時に見るために。
 したがってたまにしかログインしていなかったのですが、ある日、あなたの投稿には違反があるからアカウントを削除します的な警告がでて、自分のアカウントにログインできなくなりました。
 違反も何も、そもそも長い間投稿をしていないだけでなくログインさえしていなかったのですが・・・
 そこで新しいアカウントを取得しました。
 新しいアカウントを取得しても、なんと!すぐにまた同様の警告が出ました。
 僕は電話番号を入力しなかったのですが、恐らく電話番号が入っていないとそうなるのかなぁ。電話番号を入力すると警告がでなくなりました。
 電話番号は、誰かが新たな端末からログインしようとした際に、ショートメールを使って一時的なパスワードを送信するような形で、アカウントの乗っ取りを防ぐためのものです。
 インスタグラムは実質的に電話番号の入力を強制しているのかな。
 新しいアカウントでは、今度は多少投稿をしてみることにしました。
 投稿の中身は、インスタグラムはビジュアル中心の世界なので、ビジュアル的なもので。
 新アカウントはこちらです。
 https://www.instagram.com/shin_ichi_takeda2/ 



● 2023.3.20 新型90mm



 OMシステムの新製品・M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO でミジンコを撮影してみました。
 90lmmとうい焦点距離は今まで使用してきた60mmと決定的には違わないので、違いを出して異なる役割を果たしてもらうために、このレンズには1.4倍のテレコンバーター・MC-14をつけっ放しにするつもり。
 するとミジンコがこのサイズに撮れるのだから、新型90mmは画期的です。

 購入を検討する際には撮影倍率のことばかり考えていたのですが、使ってみて感心したのは、AFだということ。
 従来の拡大マクロはキヤノンにしてもLAOWAにしても、MFなので主に体の前後でピント合わせをしなければなりません。
 すると、カメラが動くことになるので移動にともなうブレが生じたり、構図が変わってしまいますが、AFだとそれらの心配がありません。
 しかもIFなのでピント合わせの際にレンズの全長が変化せず、バランスが抜群。
 拡大の際に今まで使用してきたキヤノンのMP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォトとの比較で、断然に操作しやすいのです。
 それから、MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォトはボケがあまりきれいではなかったのでボケの悪さが出ない撮り方を強いられましたが、M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PROはボケがいいのでその分構図が自由になりました。
 第一感としては、MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォトはもう要らないかな・・・。
 オリンパス機で使用してきた60mmマクロに関しては、とても小さくて軽いという良さがあるので不要ではないけど、普段持ち歩くレンズからは外れてしまうかも。
 また望遠マクロ的に使用してきたM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROは、望遠側が150mmなのでより遠くの被写体に対応できるし持ち歩きたいけど、荷物を減らしたい時は外すこともあるでしょう。
 つまり僕が普段使用しているレンズ3本分をカバーしてくれるのだから、ありがたいレンズが登場してくれました。
 
 

● 2023.3.18 更新のお知らせ

 今月の水辺を更新しました。



● 2023.3.1〜3 全部違って見える

 12日に福岡市の図書館で話をすることになっていて、毎日少しずつその準備を進めています。
 準備の過程で、そもそも自分が最初に生き物に興味を持ったのはいつだろう?と思い出してみると、ちゃんと思い出すことができるのは幼稚園の時。
 幼稚園に通った2年間、僕は運動場でひらすらにモンシロチョウの幼虫を探したのでした。
 結局、モンシロチョウの幼虫は見つかりませんでした。運動場にはモンシロチョウの幼虫が食べる草が生えてなかったから。

 初めてモンシロチョウの幼虫を見たのは、小学生の時です。
 モンシロチョウの幼虫が見つからないと友達の隈部君に話したら、キャベツを食べるからキャベツ畑で見られるよと教えてくれ、一緒に幼虫を採りに行きました。
 アゲハチョウの幼虫の居場所を教えてくれたのも隈部君でした。どこにいるの?と聞いたら、図書館のミカンの木だと。
 ミカンの木ってどんなの?と聞いたら、行ったらすぐにわかると思うと隈部君は言いました。
 果たして行ってみると、確かにアゲハの幼虫がいて、これがミカンかと知りました。
 隈部君は生き物マニアではなかったけど、のちにラサールに進学するくらいに勉強が得意だったので、本で虫の食草について読んでいたのでしょう。
 僕も図鑑はよく読みましたが、植物が苦手だったので、恐らく植物の名前が出てくる箇所は飛ばして読んでいたんじゃないかな。
 なぜ植物が苦手なのか?と言うと、生き物の名前が区別できない人が、よく「全部同じに見える」と言いますが、僕にとっての植物はその逆で、全部違って見えました。ミカンの木とイチョウの木が違って見えるのは当然として、ミカンの木とミカンの木どうしが違って見えるのです。
 僕は今でも、生き物の名前を調べる際に、全部同じに見えるというよりは、同種の生き物でも全部違って見える傾向があります。
 全部同じに見えるは、1つに見えているものを2つに、3つにと少しずつ分けていけばいいので対処のしようがありますが、全部違ってみえるは植物の数だけ植物の種類があることになり、自分が見れば見るほど種類が増えていくので非常にやっかいなのです。


   
先月の日記へ≫

自然写真家・武田晋一のHP 「水の贈り物」 毎日の撮影を紹介する撮影日記 2023年3月分


このサイトに掲載されている文章・画像の無断転用を禁じます
Copyright Shinichi Takeda All rights reserved.
- since 2001/5/26 -

TopPageへ