NikonZ7 NIKKOR Z 24-70mm f/4 S |
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(撮影機材の話) 生き物の撮影の場合、レンズは単焦点レンズが楽しいと思う。一方で風景の撮影では、ズームレンズが楽しい。写真撮影のノーハウとしてしばしば「ズームに頼るな。レンズの焦点距離を固定して自分の方が動け」と言われる。これは言い方を変えると、まずは使用するレンズの焦点距離を決め、次にそのレンズに適したカメラの位置が決まるということになる。だが風景の場合は、まず第一にカメラの位置が決まることが多く、自分は動けない場合が多い。例えば崖から崖下の景色を見下ろして撮影する際には、前に出ることはできないし、下がると崖下の景色は見えなくなってしまう。自分の立ち位置が決まると、それに付随してレンズの焦点距離が決まり、その際には厳密なフレーミングができ、より正確に自分の意図を表現できるズームレンズが楽しい。 |
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自然写真家・武田晋一のHP「水の贈り物」 毎月の撮影結果を紹介する今月の水辺 2023年3月分 |
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